踊る!美術館

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世界はこんなにもやさしく、うつくしい

紫舟+チームラボ, 2011, インタラクティブデジタルインスタレーション, 書: 紫舟, 音楽: 高橋英明

あなたの手が文字に触れると、その文字がもつ世界が表れ、世界を創っていく。

文字から生まれたものたちは、世界の中で、互いに影響し合っていく。

映っている世界の裏側には、360度広がる空間があり、文字から生まれたものたちは、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、空間上でリアルタイムに計算され、複雑かつ、自然なアニメーションをつくっている。例えば、風が吹けば、風の物理的な影響を受け、蝶は、火が嫌いだけれども、花が好きで、花に近づいていく。自然の景色に同じ瞬間がないのと同じように、作品の瞬間瞬間は、二度と見ることはできず、常に初めて見る景色を創り出す。

漢字は、もともと、亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていた。そのころ、漢字の1文字は、1つの世界の部分を持っていた。漢字を通して、あなたが呼び出した世界とまわりの人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていくのだ。

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